Blog コラムレッスン練習の仕方楽譜の読み方 複数のアドヴァイスをどう生かすか 2019-06-13 複数の先生にレッスンを受ける際のコツ。例えば、同じ箇所に関して、A先生は「数小節先のフォルテへ向けて、少し控えた方がいい」、B先生は「ブリランテ(華やかに、輝かしく)と書いてあるから、明るくキラキラした音で」と、一見、違うことを言われているような時、どうしたらよいか… どちらが真実? どちらも真実。つまり、「先の盛り上...
Blog レポートコラム 空海と仏教曼荼羅 2019-05-31 今日の午前中は、6/2までの開期でギリギリセーフ、前売りを買ってあった「国宝 東寺〜空海と仏像曼荼羅」展を見に上野へ。知れば知る程、音楽と空海の真言密教は共通点が多い、と感じます。曼荼羅は、言葉だけでは表現できない仏教世界を視覚化。宗教の概念の世界を、芸術で表現するとは、なんと斬新な発想だろう。今に至るまで影響を与え続...
Blog レポート 楽譜を正確に読む深さ 2019-05-29 今日は、東音ホールであった、ジャック・ルヴィエ先生の公開レッスンを1枠聴講してきました(本当はもっと聴きたかったのですが…)。ベートーヴェンでは、楽譜を徹底的に読みきっていく奥深さを、改めて感じ入りました。先生の正確な読譜から出るラインや音のシェイプは、あるべき姿が譜面からそのまま立ち上がってくるよう。強力な説得力。 ...
Blog 練習の仕方 練習ライフ 2019-05-28 中高生のピアノにおいて、自分に合った練習ライフ創りへ、本格的な模索がスタートする時期だと思います。 「どうして上手くいかないのか」、疑問が出てきた時は一番のチャンスで、そのための工夫を考えることで、自分の練習方法をもうひとつ創ることができます。 案外ピアノに向かわない時間にヒントがあることも。「いい感性があるのに、練習...
Blog コラム練習の仕方楽譜の読み方 「動き」から「響き」へ 2019-05-23 面白く、楽しく、深く、魅惑的で不思議な「響き」の世界。 スタッカート、アクセント、強弱、ニュアンス表示も含め、作曲家が書いた譜面の全てのインフォメーションを、ひとつ残らず演奏してみたい、と思うことがあります。そこに、和声、フレーズ、構成、転調など読んでいくのですから、ある程度、動きの段階で「弾けている」次元にするのも、...
Blog 練習の仕方 メトロノームで冷凍 2019-05-22 メトロノーム練習が嫌い、という話はよく聞きます。でもその効果と意味がわかれば、練習のルーティンに加わるかな。 演奏は、弾き込むと同時に自分の癖が出やすく(アイスクリームのように)崩れやすくなるので、テンポ・拍子・リズムの型の調整に、メトロノームで冷凍を促すイメージでしょうか。 実際の演奏では、もちろんメトロノーム通りに...
Blog レッスン卒業生 アドヴァイスレッスン終了 2019-05-19 よいお天気に恵まれた今日、会場のスタジオ1619の前は満開。アドヴァイスレッスンにご参加くださった皆様、ありがとうございました。 受講生の方はきちんと準備してあり、表現のヒントになれば…とアドヴァイスさせていただきました。よい本番が迎えられることを応援しています! 昨年に続き、都芸の卒業生で元生徒の小野寺千夏先生のお弟...
Blog レッスン練習の仕方楽譜の読み方 ソナタ形式のアプローチ 2019-05-14 ソナタは「コース」を弾いていくような面白さを感じます。ここのところ、ソナタのレッスンが多いので、ちょっと書いてみます。毎日練習していると、「構成」が溶けやすい時期があるので、要所で再確認してみると新しい発見があるかも?! 「ソナタ形式」をさらっとおさらい。提示部・展開部・再現部。提示部には2つの主題(第1テーマ、第2テ...
Blog レッスン旅本出張レッスン 鳥取レッスン2019春 2019-05-13 鳥取・倉吉から帰って来ました。倉吉ステップから約2ヶ月ぶりです。お天気に恵まれ、美しい海の色を移動中に堪能しました。今回も三好芳子先生はじめ、まなたんステーションの先生方に大変お世話になりました。 2010年、初めて三好先生のステーションでアドヴァイザーをした時に「レッスンを発注したい」と言ってくださって。そ...
Blog レポートレッスン練習の仕方 レッスン見学 終了 2019-04-29 初めての「レッスン見学」、連休の早朝より、10人の先生がいらしてくださいました。群馬・埼玉・千葉から来てくださった方も。全員の先生方と「初めまして」。ご来場いただき、ありがとうございました。 このお話が来た時に、自分の指導の軸を聴いていただきたいと思い、生徒は10代(小5・中1・高2)、テキストはバッハ(インヴェンショ...