昨日は生徒が出場していたピティナ全国大会2台ピアノ中級を聴きに第一生命ホールへ。12組を聴きました。高校1年生の同級生デュオを組むことになったのが4月。いつかこんなチャンスがあれば、とどこかで思っていて、2人に声をかけてみたところ即OK。1人の生徒の小さな頃からの先生で、デュオを得意とする山崎裕先生との連携、また、ご家族のサポート等、環境にも恵まれました。特に予選が終わってからの成長を感じました。予選の時期は、まだ別の方向でそれぞれ弾いている感満載だったのが、昨日はデュオでのサウンドを目指そうとしているのが伝わりました。
今まで、あまりデュオへは積極的ではなかったのですが、生徒たちにタイミングが合えば声をかけてみたい、と思わせてくれる体験でした。12組の中には、すでに洗練された雰囲気を持つ組も。今年の本選審査はデュオ部門だったこともあって、この分野への面白さを味わったピティナでした。
全国大会には、もう1人、グランミューズJ(高校3年生以下、自由曲)部門に高校2年生が出場しました。こちらは聴きに伺えなかったのですが、彼女を3歳から教えている大久保みゆき先生が見守ってくれました。本人も今の実力を出し切れた様子だったのと、翌日の私のレッスンには別の曲を持ってきたこと、そして新たなレパートリーへ積極的になっており、大きな舞台で弾いたことが意欲へ繋がっているように思いました。
他の生徒たちも、それぞれにストーリーのあったコンペでした。また、出張&アドヴァイスレッスン、仕上げのレッスンなどで、他の先生方の生徒さんをレッスンさせていただきました。様々な出会いに感謝です。
コンクールは、大きなホールと素晴らしいピアノ、切磋琢磨できる同年代の演奏を聴けるチャンス、そして色々な先生方に違った角度から聴いていただける場として、今できる精一杯をステージに尽くし、糧にしてほしいです。
コンクールに参加していない生徒たちも、それぞれの課題に取り組んでいます。時々はコンクールをお休みし、じっくり自分と向き合う時間も大切と考えていて、そういう時こそ、長いレパートリーに取り組み、多くの曲を知るなど成長の時。コンクールがあるときにはできない勉強・練習を重ねて、力を付けてほしいと願っています。
秋シーズン、自分の勉強・練習もエンジンかけていきます!