4/29のレッスン見学の内容について考えていると、私が特に力を入れているひとつはここ、と思います。「いかに譜面を読んでいくか。」

譜読み・暗譜が早ければ、「表現」への推敲に多く時間をかけられます。

シンプルな曲はそれほど苦労しなくても、複雑さが増して来た時に、音をひとつひとつを追う譜読みでは到底間に合わない。楽譜を「立体」「図形」「文脈」でインプットするやり方が必須になってきます。なるべく早い段階で、コツをつかみながら量をこなしていくことで、「譜読み脳」が育っていくように感じています。

4/29は、バッハとエチュードを軸に、小学・中学・高校の3人の生徒にモデルになってもらい40分ずつレッスンします(本当は古典のソナタも入れたいところなのですが、時間オーバー)。バッハ・エチュード・古典ソナタで土台を創っておけば、あとは応用。近現代の譜面も近づきやすくなると思います。

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