学生時代、弾いたことのない憧れの曲をプログラミングして、よく妄想していました。自分のリサイタルも、ホールを取ってプログラムを考えている時は至福。近づいて来ると「どうしてこんな大変なプログラムを組んだのだろう…」と思ったこと、数知れず。

生徒の選曲も楽しい。サイズ(分数)、その子のキャラクター、成長段階etc…を考えて曲選びしていると、アドレナリンが出てきます。私の母は、洋服を選ぶ時に出るらしいのですが、それに近いかもしれません。「選曲スタイリスト」の感じ。

最近、何人かの生徒のプログラミング、カップリング曲のアドヴァイスをしていました。成長と共に、口を出し過ぎないように、とも思います。いつか生徒たちが、「お〜、こんなセンスのいい、想像を超えるプログラミングをしてくるようになったかぁ」と、ワクワクさせてくれる日を夢見ています。

おすすめの記事