Blog コラム練習の仕方楽譜の読み方ピアノ日記 ピアノ日記(2020/10〜12月) 2021-01-01 10/4【仕事を頼みたい生徒】 生徒が成長する姿をイメージする時、「仕事を頼めるようになるかどうか」という視点が私の中にはあります。ピアノといっても色々な仕事がありますが、例えば「いい若手の伴奏者いない?」「知り合いの娘さんがピアノを習いたいって」「トークコンサートをやれる若いピアニスト」「初歩からソルフェージュを丁寧...
Blog コラム練習の仕方楽譜の読み方ピアノ日記 ピアノ日記(2020/6〜9月) 2020-09-18 6/21【ゆっくり練習】 上手くなってきたなと思う人たちの共通項は、この練習の精度が上がってくる時、と言っても過言ではないくらい。ある程度のテンポではそれっぽく弾けていても、ゆっくり弾いてもらうとスラスラ弾けないというケースが割とあるのです。生徒の中にゆっくり練習の達人がいます。特に弾き込み時期にゆっくり弾いてもらうと...
Blog コラムレッスン練習の仕方楽譜の読み方 レッスンと練習〜10代のピアノ学習 2019-06-27 10代のピアノ学習について。ピアノの知識・技術を身につけるということは、毎回のレッスンの質、日々の練習の質をどう上げていくかが最優先、と益々感じるようになっています。小さな頃から本番の機会を得ることが多い近年、「本番前だけ集中して頑張る」という習慣が過度に付いている傾向も感じます。もちろん、誰もが本番前は焦り、練習がヒ...
Blog コラムレッスン練習の仕方楽譜の読み方 複数のアドヴァイスをどう生かすか 2019-06-13 複数の先生にレッスンを受ける際のコツ。例えば、同じ箇所に関して、A先生は「数小節先のフォルテへ向けて、少し控えた方がいい」、B先生は「ブリランテ(華やかに、輝かしく)と書いてあるから、明るくキラキラした音で」と、一見、違うことを言われているような時、どうしたらよいか… どちらが真実? どちらも真実。つまり、「先の盛り上...
Blog コラム練習の仕方楽譜の読み方 「動き」から「響き」へ 2019-05-23 面白く、楽しく、深く、魅惑的で不思議な「響き」の世界。 スタッカート、アクセント、強弱、ニュアンス表示も含め、作曲家が書いた譜面の全てのインフォメーションを、ひとつ残らず演奏してみたい、と思うことがあります。そこに、和声、フレーズ、構成、転調など読んでいくのですから、ある程度、動きの段階で「弾けている」次元にするのも、...
Blog レッスン練習の仕方楽譜の読み方 ソナタ形式のアプローチ 2019-05-14 ソナタは「コース」を弾いていくような面白さを感じます。ここのところ、ソナタのレッスンが多いので、ちょっと書いてみます。毎日練習していると、「構成」が溶けやすい時期があるので、要所で再確認してみると新しい発見があるかも?! 「ソナタ形式」をさらっとおさらい。提示部・展開部・再現部。提示部には2つの主題(第1テーマ、第2テ...
Blog コラムレッスン楽譜の読み方 複雑な譜面の正体 2019-04-21 ピアノの複雑な譜面は、オケや弦楽合奏、歌+伴奏のスコア楽譜を、2段譜に押し込めて書かれているから、という場合が多いです。 例えば、右に5個の音符の和音があるとします。観察すると、2つの音は棒が上に、3つの音は下についている。こういう場合、縦に5個音を読まず、2つのパートに分割して読むと便利です。そのパートごとに横へ読ん...
Blog コラムレッスン楽譜の読み方 譜読み脳をいかに創るか 2019-04-11 4/29のレッスン見学の内容について考えていると、私が特に力を入れているひとつはここ、と思います。「いかに譜面を読んでいくか。」 譜読み・暗譜が早ければ、「表現」への推敲に多く時間をかけられます。 シンプルな曲はそれほど苦労しなくても、複雑さが増して来た時に、音をひとつひとつを追う譜読みでは到底間に合わない。楽譜を「立...