6度目の柏崎ステップ。2011年以来、馴染み深い土地になりました。初回は震災の余韻が残るなか、まだアルファーレのホールがなく、楽器店のホールでトークコンサートをさせていただいたのを、よく覚えています。
9年経ち、素晴らしいホールで人数も集まるステップへと発展されているのを感じられるのは感慨深いです。今回はワンポイントで小学校4年生の2人をレッスンさせていただきました。才能豊かな、ゆあちゃん、まあやちゃん、これからが楽しみです。
柏崎ステップは、なんと言ってもこの素晴らしい環境。アルファーレはクリスティアン・ツィメルマンがドイツグラモフォンのスタッフを連れてレコーディングに選んだほどのホールで、スタインウェイのフルコンを弾けるこの環境は、各地のステップでも特筆していると思います。毎回、集中して聴くことができます。かしわざきステーションの皆様、お世話になり、ありがとうございました。ご一緒した大久保先生、勝田先生とも和やかな時間を過ごさせていただきました。各地の学習環境をお話できるのも、ステップの醍醐味です。
この日、お2人の先生は帰路へ、私は前回吹雪いて上越線が遅延し新幹線が最終に間に合うかドキドキした経験があったので、後泊も取りました(結果、お天気に恵まれました ☀️)。で、1人、グルメな勝田先生のリサーチから教えていただいた食菜やさんへ。久しぶりに、なんと美味しい海鮮!と舌鼓を打ちました。柏崎の街中で食事したの、初めてかも。良い気分転換になりました。旅のお供は長らく友人の先生から借りしている原田マハさんの短編集。私たち世代に共感できる部分もある絵画エンターテインメント、楽しみました。原田マハさんの長編イチオシは「楽園のキャンバス」、旅にもオススメです。