しばらくリサイタルのブログが続いたので、そのほかの近況まとめです。

まず卒業生たちの活躍のご紹介。10/5藝大アーツインクラシックで、祐香さんと陽花さんが演奏しました。

そして美夢さんは11/1洗足学園オーケストラとモーツァルトのコンチェルトを共演。

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10/17配信された「ショパンの日2021〜ピアノ曲事典オーディション入選者紹介」の中で、審査員インタヴューで少し出演したのでご紹介。9月ソナチネ、10月ショパン、とピアノ曲事典オーディションの審査に関わらせていただきました。特にショパンの回のレヴェルが非常に高く、採用されなかった方の中にも好演が多数ありました。技術的に高い演奏も多かったのですが、加えてパッションと愛情の量が画面越しに伝わってくる印象がありました。ショパンという作曲家は、多くのピアノ弾きを虜にしてしまう「何か」を持っているのでしょうね。

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リサイタルが終わってから、日本クラシック音楽コンクール本選、日本バッハコンクール予選の審査へ伺いました。最近感じるのは、「メロディー・ハーモニー・リズム」の3要素をある程度のレヴェルでまとめることの難しさ。これらの感覚を学ぶのに1番いいのは「室内楽」だと思います。合わせものをやると自分の癖がよくわかるし、聴き方の変化が求められる。ピアノはどうしてもソロに偏りがちですが、チャンスがあれば誰かと演奏することを若いうちから意識してみては、と思います。(仕事になった時、「読譜が早い」「合せるのが上手い」は最強タッグ!)

私も12月は久しぶりに連弾・2台ピアノのコンサート。連弾は合わせが始まりました。夕美さんは大学の1学年後輩で、学内でシルデ先生に付いた時期が一緒でした。ヒンデミットの3番ソナタをかっこよく弾いていた姿、今も鮮明に覚えています。あれから◯十年経ち、連弾できる日が来るとは!本番へ向けて練っていきたいです。

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