12/16は豊洲シビックセンターホールでの日本クラシック音楽コンクール全国大会中学3年生女子の部の審査をさせていただきました。39人の熱演をじっくり聴かせていただきました。

自由曲のコンクールの場合、選曲が大きな意味を持ちます。2位以上はコンチェルトのチャンスが得られるコンクールなので、自分の持ち味を最大限アピールできる曲で上位入賞を目指している方、勉強の為に受けている方、また受験を目指していると思われる方もいらっしゃいました。

全国大会クラスになると、表現力・音色などプラスアルファで光る部分がが求められるわけですが、透けて見えてくるのはやはり基礎力。音楽のルールへの理解力が、クリアな表現と直結してくるのを感じました。これから多様な曲を抱え、長い時間弾く集中力も求めらます。その為にはどんな練習をしたらよいのか、どんどん目覚めていってほしい時期。数年先が楽しみと感じる人が多くいらっしゃいました。

ジャッジが伴う修業時代は「どうしたら点数が集まるのだろう、何が足りないのだろう」と考えることが多いと思います。それはある時期、不可欠なことと思いますが、同時に「人間とは何か」を描き続けた作曲家・作品への興味、音楽語法の可能性等、音楽は「知りたい」を追求していくのに余りある、豊かで広大な世界であることに感動しながら学習を継続してほしい、と願っています。

豊洲シビックセンターホールのピアノはFAZIORIでした。ショパンコンクールでも話題でしたね。良い環境で弾かせてもらえるのは全国大会の魅力です。気持ちの良い音がホールに響いていて、長時間の審査でも疲れが少なかったです。

♪♪♪

明日のレッスンで仕事納め。今年はリサイタルをはじめ、ステージが戻ってきたのが自分にとって大きな出来事でした。来年も生徒と一緒に、音楽を深く勉強していきたいです。今年も1年、ありがとうございました。

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