「チーム KOBAYASHI」が集結しての【小林仁の眼差し Vol.9〜平均律クラヴィーア曲集第1巻の場合〜」が終了しました。やはり特別な1日。何度も幸せがこみ上げてきました。
「平均律1巻を皆で弾く」だけでも楽しいのに、それだけで終わらないのが小林先生の<眼差し>ならでは。今回は、平均律クラヴィーア曲集(第1巻 1722年/第2巻 1742年)のインスピレーションとなった「フィッシャー:アリアドネムジカ(1702年)」20曲をピアノで弾いてみる企画&平均律を弦楽アンサンブルで編曲企画も加わって、豪華なコンサートになりました。
正直プログラムをみた時、4時間30分かかるので長いコンサート、と思ったのですが、その場にいると普段の時間感覚を超えて「在る」という感覚に。結局、リハーサルはほぼ全部聴き、本番は第3部の途中から一部聴けなかった(第4部で弾く準備のため)だけで、あとはずっとホール内に居ました。それほどバッハ平均律を巡る旅は楽しかった。
平均律をこうしてまとめて聴くと「24調」が色彩パレットのように感じられます。小林先生のご挨拶にもありましたが、それはバッハが平均律で突然始めたことではなく、フィッシャーやその他の作曲家の下敷きがあって、平均律曲集へと集約されていく。そして、楽器を特定しない変幻自在のバッハ作品には時代を超えていく要素がある。その時空がプログラム構成…アリアドネ→平均律&編曲→6声のリチェルカーレ〜音楽の捧げ物より(バッハ自身によって一部を除き楽器指定がほとんどされていないことで有名な曲集)になっており、小林先生のまさに<眼差し>を体感する思いでした。
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私は、アリアドネから2曲、平均律17番演奏&編曲で出演しました。編曲の方は、もしかしたら本番の映像がもらえるかもしれないとのことなので、許諾が取れたら掲載したいと思います。(リハーサルの様子からプレリュードだけ限定であげてみました→YouTube)。編曲、原曲のAs-dur→G-durにしました。1度そのままの調で書き上げて小林先生に持っていったら「弦の人、As-durは弾きにくいかもねぇ。僕ならA-durにするかな。」とおっしゃられて!目からウロコ。そうか、編曲なんだからそういう可能性もあるのか、と。それで練り直して、G-durにしました。理由は、①当時のピッチは今の調律より約半音低く聴こえる(A=410Hz)②大好きなバッハ「ゴルトベルク変奏曲」と同じ調、という2つ。実際に音にしていただいて、「うわ〜自分の書いた譜面が実際にコンサートで鳴っているよ」という稀有な体験で、ちょっと鳥肌でした。この調にして良かったですし、編曲というプロセスを体験することで、また譜面の見方も増えた気がしています。
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<眼差し>を実現する小林先生門下のパワーにも毎回感動します。左上から時計回りに。①この人がいないとコンサートができない!毎回細やかに幹事をしてくださっている佐伯周子さんと素晴らしい19番の演奏で一気にファンになってしまった加藤先生と。②いつもキュートで素敵な真由子先輩。③柔らかい音色でアンサンブルも素晴らしかった久住先生、オーラが眩しい高校からの同門・浄子先輩、いつも刺激をくれる同期の希愛ちゃん。④かっこいい砂原先生。先生の弾く手姿がこれまたかっこよくて。今回は連番でお隣に座らせていただきました。⑤編曲の演奏を担当くださった宮本先生(1st Vn)、友永先生(2nd Vn)、中川先生(Vla)、加藤先生(Vc)。素晴らしい演奏をありがとうございました。本当はもっと沢山の方と写真を撮りたかった〜!こういうコンサートに参加すると「One for All, All for One(1人は皆のために、皆は1人のために)」の精神を感じ、良い「気」を頂いてきます。
ご来場くださった皆様、小林先生はじめ門下の皆様、取り仕切ってくださった佐伯さん、児島先生、本当にありがとうございました。また集まれる日を楽しみにしています。そして4月からは第2巻の小林先生オンライン勉強会が始まります。
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受験も終わり🌸🌸(←次回ブログはこちらがテーマ?!)来年度はもうすぐ。春休み、そろそろ満開の桜も楽しめたら、と思っています。







