レッスンに加えて、審査することの多い日々を過ごしています。1年自粛を経ての実地コンクールは、ステージで弾ける喜び、また審査員のアドヴァイスをもらって多角的に考えたい、自分を成長させたい、という意欲を、参加者の方の演奏から受け取っています。私たちは自分という「ストーリー」を生きます。日々起こることをどう捉えるか。それが自...
練習の仕方の記事一覧
今回は実践編。ひとつのやり方として、ご紹介できればと思います。 ◯Aさん(中1、小5秋より生徒) A群 夏のコンクール用レパートリー(計15分) 1、古典 2、近現代 3、現代 B郡 秋へ向けての新レパートリー 譜読み中(計12分) 1、古典ソナタ 2、ロマン派 C郡 エチュード・バッハ ◯Bさん(高1、小4秋より生徒...
若いうちにレパートリーをどう作って行くか。”目前の本番曲しかさらわない” これだとレパートリーを広げていけません。練習の1~2割でよいので、譜読みをして次のレパートリーを見ていく習慣を付けておきたいです。 生徒たちを見ていて、このやり方で、目前の本番が多少うまくいかないことがあっても(その1〜2割の練習を本番曲に当てて...
面白く、楽しく、深く、魅惑的で不思議な「響き」の世界。 スタッカート、アクセント、強弱、ニュアンス表示も含め、作曲家が書いた譜面の全てのインフォメーションを、ひとつ残らず演奏してみたい、と思うことがあります。そこに、和声、フレーズ、構成、転調など読んでいくのですから、ある程度、動きの段階で「弾けている」次元にするのも、...
ソナタは「コース」を弾いていくような面白さを感じます。ここのところ、ソナタのレッスンが多いので、ちょっと書いてみます。毎日練習していると、「構成」が溶けやすい時期があるので、要所で再確認してみると新しい発見があるかも?! 「ソナタ形式」をさらっとおさらい。提示部・展開部・再現部。提示部には2つの主題(第1テーマ、第2テ...
1
2
Pianist, Piano teacher