12/26、鎌田裕子先生主催の光が丘ステップへ伺ってきました。素敵な写真をいただいたのでご紹介です(クリックで拡大します)。

左上から時計回りで。①練馬区に住んでいながら初めて伺ったIMAホール。1日聴いても疲れない贅沢で快適な空間でした。②初めてのステップから指導者の方まで幅広く参加されている中で、注目は今年のコンクールで活躍した若いピアニストの参加が多かったことでしょうか。この季節ということもあり、音高音大受験生の参加も目立ちました。

今回聴いた中で、特に印象的だったのがプロコフィエフの8番ソナタ1楽章を弾いた方の演奏でした。この曲、私にとっては難解で、6番や7番は若い頃から好んで聴いていたのですが、8番になると1楽章「長いなぁ…」となり(プロコフィエフ、ごめんなさい!)、終楽章で「おっキタキタ」と耳がようやく開く、といったような感じでしか聴けない曲でした。昨日の方の演奏を聴いて、初めて「7番とは次元が変わるんだ」となんとも興味深く聴けたのです。演奏後、この曲のワンポイントレッスンを佐野先生がなさって、更にこの1楽章に関心をそそられました。有名なピアニストの演奏を聴いてもよく理解できなかった曲に、こういうことが自分の耳に起こる演奏に出会える…ステップの面白いところです。

③私もワンポイントレッスンさせていただきました。受講生の蓮君(中2)と。才能豊かで10分の間に私の意向をどんどん汲んでくれました。将来が楽しみ。④光が丘ステーションのスタッフの皆さまと。スムーズな運営&細やかな心くばりをいただきました。お世話になりありがとうございました。⑤今年のピティナ特級グランプリ、北村明日人さんがなんとトリで参加されていました。完成度、内容ともに充実の素晴らしい演奏で、ステップの空気が一瞬でコンサート会場になりました。北村さんを囲んで、アドヴァイザーをご一緒した桑原先生と佐野先生と記念撮影。⑥参加していた9歳からの愛弟子、大翔君と。今春音大へ入学し、私のところを巣立ちました。久しぶりに演奏を聴いて、10ヶ月ほど聴かない間にこんなに大人っぽくなるのか、と成長を感じ入りました。良い環境で勉強させていただいていることに感謝です。

若いピアニストたちの熱演の数々、頑張っている姿に触れ、高揚感と共に帰路につきました。

♪♪♪

12月、その他の出来事として、クラコン全国大会審査や今峰由香先生のプライヴェートレッスンについても近日中に書きたいと思っています。

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