改めまして10/21(土)のリサイタルへお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
また、今回もリサイタルを支えてくださったアーティフィニティ北山絵美様、ビーテックジャパン水島浩喜様、ビデオクラシックス林浩史様、にもこの場を借りて、御礼申し上げます。
毎回、課題を課しながらのリサイタル。今回のチャレンジは、ベートーヴェンとシューベルトの晩年ソナタを2つ弾くこと。今まで本番にかけたことのない初出し曲。やはり直前まで、この2曲にエネルギーを注ぐことになりました。
シューベルトは内容を深めることに加えて、通して弾く集中維持の練習にも時間を要しました。後期シューベルトソナタあるある、曲がり角を間違えるとループしてしまう。前半弾いてから、最後まで気が抜けない緊張感は、練習で何度もめげそうになったことのひとつでした。
ベートーヴェンはテンポ設定。幻想曲とも呼べそうな自由な1楽章であっても、テンポと拍感がきちんとしないと成立しない。ベートーヴェンの確固たる構築に感動しながら手綱を引き締めて、、、
2曲共、またどこかで弾ける日を願っています。やはり本番で弾けば弾くほど掴んでいく曲なのだと思います。
土曜日開催ということもあり、音楽家以外の友人知人に多く来ていただきました。シューベルトの曲の長さについては、ひと言添えた方がいいかもしれないと思って、急遽弾く前に私の感じる「長さの必然」をお伝えしました。これが思いのほか好評で、曲に入りやすかった、聴きやすかった、との感想を多くいただきました。シューベルトは、18、19、20、21番、大きな4曲の後期ソナタを全てリサイタルで弾くことができました。
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準備の舞台裏話。今夏が暑すぎて練習が進まなかった(レッスンし終わると放心状態で練習できない日が多かった)ことは誤算のひとつでした。練習の遅れが気になって9月から気を張っていたせいか、2週間前には睡眠に影響が。練習の疲れを取りたい!頭に浮かぶネガティブな言葉も要らない!と試して効果があったのは、寝る前に身体を動かすこと。昇降台で100往復、数を数えながら登り下り。あとは散歩も。煮詰まってきたら身体を積極的に動かしてよく呼吸する。これが1番即効力がありました。
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今回もコンサートガイド冊子「ぶらあぼ10月号」の注目コンサートに選んでいただきました😂 すごく嬉しかったです。
そして多くの助言をいただきました大野先生、比嘉先生、小林先生、今峰先生、秋山先生にも御礼申し上げます。
大野メソッドへ通い始めて約5年。この話は、きっかけも含めていつか別記事でまとめたいと思っています。支え・脱力と響きの関係を教えていただくようになってから、練習が混んできても身体や腕が痛むことが無くなりました。2年前のリサイタルよりも、楽に弾けるようになってきた実感がありました。
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その他のことも少し。
リサイタル5日前。家に居て気になってしまうなら見届けよう、とサントリーホールへ出かけました。3年ぶりに聴きにいく本選会。予選90人→14人、このステージにboysが立たせていただいたことは感無量でした。私が入賞したのが44回大会だったので、33年経っての77回大会。ゾロ目並び、忘れられない日になりました。同時に課題も沢山見えた日。
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大泉学園ステップ、10/20に締切ました。お申込みいただいた皆様、ありがとうございました。年明けで集まるかな、と思っていたのですが、締切の早さに我が教室の生徒たちの中にも申込みしそびれた人がいた程でした。ステーションの名称、「練馬ポリフォニーステーション」に変更になります。コロナ明けての初ステップ、いい時間になるよう、裏方で頑張りたいと思います!
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終わった翌日午後から1週間お休みしていた自宅レッスンを再開。止めていた用事を進めるなど、瞬く間に時間が過ぎて行きました。そんな中、コンサートで日本にいらしていた今峰先生と、束の間のランチを楽しみました。先生も大阪と東京でリサイタルを終えられたばかり。ちょっとした打ち上げ気分を味わうことができました。次回は来夏に日本へいらっしゃる予定とのこと。また我が家でもレッスンしていただけたらと願っています。