あけましておめでとうございます。2025年初投稿は、新年のイヴェント報告です。
まず代表を務めている練馬ポリフォニーステーション主催ピティナステップ大泉学園冬季地区がゆめりあホールで開催されました。お正月返上で練習し参加してくださった皆様、そして、朝10時〜夜8時過ぎまでの長丁場を支えてくださったアドヴァイザーの市川先生、永井先生、山崎先生、本当にありがとうございました。
15分以上弾けるステップとあって、試験や受験のリハーサルとしての方も多くいらっしゃいました。またポイント1の参加者の方も複数いらして、この地区でステップデビューを飾ってくれました。
3人の先生方からは講評の時間に総評やアドヴァイスをいただきました。「伴奏の左手こそ歌う練習を」「「試験や受験であっても(きちんと弾きたい&点数を取りたい気持ちはわかるけれどもそれ以上に)音楽することを最優先で」「即興性や遊び心も感じて」etc…と心に残るワードを多数いただきました。
また永井先生(リスト/ため息)と山崎先生(スクリャービン/詩曲)のワンポイントレッスンも大変充実した時間でした。今年は初回開催(2015年)からちょうど10年。コロナ禍を挟みながらも継続できていることを嬉しく思います。継続表彰やワンポイントの様子など、練馬ポリフォニーステーションの公式アカウント X でご覧いただけます。
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年始は恒例の生徒発表会「苗の音楽会」もありました。
今年は11:30〜16:30、小学生〜大学院生16人。大ホール、調律されたスタインウェイフルコン、ビデオクラシックスさんに撮っていただけるとあって、普段のレッスン以上のテンペラメントで聴かせてくれた生徒もいました。イメージしたことを身体に染み込ませ、音楽の呼吸が自分の呼吸になるまで、何重にも読譜・弾き込み・勉強を共に過ごしている生徒たちの演奏を、大きな空間で聴けることは喜びです。そして、この空間を響きで埋め尽くすことがたやすくないことも、改めて実感しました。
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プライヴェートなことも少し。発表会があったので年末は30日までレッスンし、31日で掃除とお節を済ますという強行日程ではありましたが、今年は手作りお節を仕込みました。元旦は実家家族と過ごし、姉のお節も沢山持ち帰りさせてもらって、新年のイヴェントが終わるまで重宝しました。普段は使わない食器を出してくるのも楽しみのひとつです。
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卒業生の報告も。私は仕事で重なって伺えなかった12/20祐香さんのリサイタル@カワイ表参道。終了後の写真を送ってくれました。年々活躍の場を広げている祐香さん。更なる飛躍が楽しみです。
そして都芸卒業生の左近允茉莉子さんが、昨年の第93回日本音楽コンクール声楽部門第1位の伴奏に対し「畑中賞」と「コンクール委員会特別賞」を受賞された報告を受けました。ドイツへ渡り歌曲伴奏の勉強を深め、スペシャリストとしての活動にスポットが当たって評価いただけたことを、私もとても嬉しく思います。茉莉子さんのますますの活躍を応援しています。