今まで、あまりデュオへは積極的ではなかったのですが、生徒たちにタイミングが合えば声をかけてみたい、と思わせてくれる体験でした。12組の中には、すでに洗練された雰囲気を持つ組も。今年の本選審査はデュオ部門だったこともあって、この分野への面白さを味わったピティナでした。
全国大会には、もう1人、グランミューズJ(高校3年生以下、自由曲)部門に高校2年生が出場しました。こちらは聴きに伺えなかったのですが、彼女を3歳から教えている大久保みゆき先生が見守ってくれました。本人も今の実力を出し切れた様子だったのと、翌日の私のレッスンには別の曲を持ってきたこと、そして新たなレパートリーへ積極的になっており、大きな舞台で弾いたことが意欲へ繋がっているように思いました。
他の生徒たちも、それぞれにストーリーのあったコンペでした。また、出張&アドヴァイスレッスン、仕上げのレッスンなどで、他の先生方の生徒さんをレッスンさせていただきました。様々な出会いに感謝です。
コンクールは、大きなホールと素晴らしいピアノ、切磋琢磨できる同年代の演奏を聴けるチャンス、そして色々な先生方に違った角度から聴いていただける場として、今できる精一杯をステージに尽くし、糧にしてほしいです。
コンクールに参加していない生徒たちも、それぞれの課題に取り組んでいます。時々はコンクールをお休みし、じっくり自分と向き合う時間も大切と考えていて、そういう時こそ、長いレパートリーに取り組み、多くの曲を知るなど成長の時。コンクールがあるときにはできない勉強・練習を重ねて、力を付けてほしいと願っています。
秋シーズン、自分の勉強・練習もエンジンかけていきます!