11/22(土)B-tech Japan 東京スタジオにて、アルヌルフ・フォン・アルニム教授(ミュンスター音大教授、元ドルトムント音大教授)のレッスン会を行いました。ベーゼンドルファーフルコン、インペリアルが並ぶ恵まれた環境のなかでのレッスン。6名が受講しました。私も通訳をしつつ全員のレッスンを聴きました。
「楽譜の後ろにあるものを、譜面からどのように読み解釈し、響きにしていくか」という先生の哲学を一環して感じるレッスン。先生の豊富な知識・博学にも感動します。それを頭のレヴェルに留めておくのではなく、身体に感じ音楽へと「形」にしていくプロセスをレッスンしてくださいます。そして、先生の柔らかで包み込むようなサウンドが、生徒たちの感度へ響いているのが伝わりました。私も別の角度から考えることで見えてくる箇所などもあり、刺激的でした。
受講曲は、ベートーヴェンのソナタが3人、シューベルトやショパン、リストが並びました。生徒たちの中には初めて通訳なし、英語でレッスン受講した人もいて、語学への関心も高まった様子。アルニム先生には、長時間大変お世話になり感謝の1日でした。
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11/28(金)は牛込柳町にある加賀町ホールへ、ベートーヴェンソナタ講座を聴きに行きました。昨年は後期3曲、今年は1番〜3番です。
都合で2番の終盤までしか聴けなかったのですが、先生のお話に加えて受講された先生方の演奏からもベートーヴェンへの情熱が伝わってきて、密度の濃い時間でした。
アルニム先生の調性に関する2冊の本と共に、勉強を深めたいです。レッスン&講座をコーディネートくださった森永美穂子先生に心より感謝申し上げます。
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森永先生が代表を務める練馬早宮わかばステーション主催の2026/1/18江古田ステップでアドヴァイザーを務めます。アドヴァイザーと演奏者が直接交流できる「サロン型」ステップになります。ご参加、お待ちしています。→ 詳細