緊急事態宣言が明日にも出るとのこと。私の周囲の医療従事者は、ここ1〜2週間、危機を訴え続けていました。今、コロナの核になっているのは医療現場です。ここが沸点を迎えようとしている(もうすでに迎えてしまっているのかもしれませんが)、その悲痛な叫びを真摯に受け止めたいです。医療従事者は自身が感染の恐怖と戦いながら現場にいることを忘れたくないですし、ウィルスは見えないだけに油断大敵であることも自覚したいと思っています。

オンラインレッスンを始めて1週間になりました。2度目のサイクルに入った生徒もいます。まだまだ色々と工夫できそうです。生徒は私にアップロードしたYouTubeを、オンラインレッスンの1時間前までに送るよう伝えています。レッスンの30分〜1時間前に動画を見て、紙に小節数を書いて直した方がいいところを列挙しておきます。

曲の長さにもよりますが、オンラインレッスンは45分〜1時間ほどかかっています。もう少し短く、を想定していたのですが、けっこう伝えることは多い。対面レッスンの内容には到底及びませんが、初期段階の譜読みや指使い、アナリーゼ、手や腕の動き方、姿勢からもアドヴァイスできることは色々ある、と感じています。在宅が続くとだらしなくなってくるので、その歯止めにもなっているように思います。

若いって素晴らしいと思うのは、初回は親に手伝ってもらっていた子が2回目からは1人でやってきている点。すぐにやり方を覚えます。さすが生まれた時からITが身近にある世代ですね。

この1週間、オンライン通話の演奏音質について、ビデオクラシックスの林浩史さんや友人ピアニストの大嶺未来さんと、SNSで上がってくる情報も含め検証や情報交換をしました。次の結果は、あくまで私のネット環境、そして林さんのご協力のもと、共同実験で得た主観的な感想です。

1、FaceTime(Macユーザーのみ)
音質:70点
安定性:60点
総合:65点

2、Skype、LINE、messenger
音質:50点
安定性:60点
総合:55点

3、Google Duo
音質:50点
安定性:40点
総合:45点

4、zoom(※現在セキュリティの問題を指摘されています)
音質:40点
安定性:10点
総合:25点

今のところ一番相性がいいのがスマホ同士のFaceTime。手軽さから、LineやSkypeもいいです。オンラインレッスンで一番人気のzoomは、私の教室ではほとんど使わなくなりました。FaceTimeも65点なので、演奏に適しているわけではないのですが、今のところ使い勝手がいいと感じています。もっといい環境の情報があれば、そちらも試したいです。

林さん作成の検証表です↓↓

 

保護者の皆さんは積極的に環境を整えてくださいました。「オンラインレッスン終わったらすぐに復習していました」という感想もいただき、そういう利点もあったのか、と気づかされています。

こんな状況から早く抜け出したいです。でも制限がかかることで、普段では感じられないこともあるかもしれない。以前、大事な本番前に骨折して全く弾けず、1週間前から復帰してステージに立った生徒は、弾ける喜びにあふれていました。また、一時音楽から離れたことで、ずっと素晴らしい演奏をするようになった子もいました。レッスンが思うようにできない、受けられない、という状況中で、きっと見いだせるものもある、と信じています。

オンラインレッスン、というのも工夫がいるな、と思う今日この頃です。響きの立体的な相互の聴き合いはできないので、その中でどう伝えていくか、仕上げのニュアンス段階が鬼門のように感じます。研究しながら、オンラインで伝えるスキルを上げていきたいです。

ノートPCを三脚の上に置ける台を買いました。

 

オンラインレッスン レッスン開始から約1ヶ月の感想→こちら

 

番外編。姉がマスクを編んで送ってくれました。まだ少し在庫はあるものの、長期戦になったらどうしようと思っていたので嬉しい。洗って使えるし、オシャレです。

おすすめの記事