台風15号の爪痕がまだ残る中、カンボジア孤児院「希望の家」チャリティーコンサートにお越し下さった皆様、そしてお手伝いくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。いつも応援くださる多くの方のおかげで、今年も無事に開催できました。
台風の影響は、千葉に住む私の両親にも及んでいました。3日間の停電で、猛暑の中エアコンは使えず、スマホの充電もままならず…冷蔵庫のものは大半がダメになり、両親が疲弊していくのがわかりました(母は疲れが出て血圧が安定せず、コンサートに来られませんでした)。こんな様子を目の当たりにしていたので、コンサートができるかどうか心配に。3日前に菊地先生に連絡したところ、会場の草深は停電を免れたのでOKとのことで予定通り開催の運びになりました。とはいえ、お手伝いくださる方やお客様の中には、大変な思いをされている方もいらっしゃるはず、と思うと心が痛みました。振り返れば、東日本大震災の直後に予定していて延期になったことも。11年の間には色々なことがあります。
そんな状況の中、今回も多くの方に助けていただいてコンサートと報告会ができたことに、感謝です。収益報告です。
306,900円(チケット販売177,500円、寄付118,000円、コーヒーチャリティ11,400円)
いつもご支援くださる、今峰先生、中本先生、鎌田先生、齋藤様にも、この場を借りて心より御礼申し上げます。
初出しが4曲。終演後に「腕が逞しくなった?」と毎年来てくださるお客様数人に声がけいただきました(^^) ジム効果?!
「希望の家」のお父さん、菊地先生。昨年は入院中で欠席でしたが、今年はエネルギー倍増で会を盛り上げてくださいました。
もう1人のお父さん、松永先生。この2人のお父さんの生き方が、チャリティコンサート継続の原動力です。
日本語弁論大会で優勝したこともある流暢さで、今年も司会を務めたレッケナ(秀明大学2年)。挨拶では、「希望の家」で暮らしながら日本留学を目指す後輩たちへの支援、母国と日本の架け橋になりたい将来を語っていました。まだ楽しみたい盛りの20歳の女の子が、自分にできることは何かと考えながら、こうした会で支援を呼びかけていることを、感慨深く思いました。出会った時はまだ9歳だったレッケナ、着実な成長を感じます。
レッケナの姉のチャリヤ(成田国際福祉専門学校1年)。一時は動くことさえままならなかった健康状態も日本での治療で安定し、病気と共存しながら勉強に励んでいます。彼女の緊急の治療にも早苗基金が役立てられました。今年は昨年より一層元気そうな顔を見られて、嬉しかったです。
いつも素敵な写真を撮ってくださる金井さんが、今までの軌跡をシートにまとめてくださいました。ソロが2年続いたので、来年は共演者をお願いして、と思っています。
いつも会場セッティングなど準備くださるいんば学舎のスタッフの皆様、大変な中、気持ちよく迎えてくださり、本当にありがとうございました。また、カンボジア現地へ視察に行かれた高校や大学の関係者の方も、毎年いらしてくださっています。
来年は 2020年9月12日(土)開催予定です。皆様にお会いできることを願っています。