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小林仁の眼差しVol.6終演&卒業生コンサートご案内など

8/11「小林仁の眼差しコンサートVol.6」が終演しました。35名のピアニストによるR.シューマン「ユーゲントアルバム」と、クララ・シューマンによるピアノ編曲のR.シューマン歌曲集。私は奏者として参加しながら全てのプログラムを聴かせていただきました。3時間以上のコンサートとは思えない程あっという間で、シューマンの音楽に浸れる幸せな時間でした。小林先生や門下の方々と集えるこの機会をありがたく思います。

毎回テーマ性があるのも特徴で、小林先生の博学でアイディア溢れる企画に心躍ります。アンコールに先生がユーゲントアルバム第1曲を演奏してくださり、ゴルトベルク変奏曲のような循環をコンサートの余韻に添えてくださいました。

お暑い中いらしてくださった皆様、ありがとうございました。聴きにきてくださった先輩・後輩・関係者の皆様にお会いできて嬉しかったです。

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卒業生コンサートのご案内です。リート伴奏のスペシャリストとして活躍中の茉莉子さんのコンサート。長くドイツで研鑽を積んでいます。お近くの方がいらっしゃいましたら、ぜひ応援よろしくお願いします。

 

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その他の夏の出来事をいくつか。左上から7/17は陽花さんのジョイントリサイタルへ。10年以上、彼女の演奏の耳ストックも増えてきたなぁと思います。長く成長を聴かせてもらえることはこの仕事をしている大きな喜びの1つです。8/9上野優子さんと「オクターヴピアノコンクール & フェスティバル2024」の審査でした。小林社長と一緒に記念写真。この夏、7月中旬〜8月中旬にかけて6箇所の審査をさせていただきました。演奏することの難しさ、楽しさ、奥深さ。チャレンジする若いピアニストの皆さんにとって、いい勉強とステージを重ねていける夏になりますように。我が生徒たちもコンクールシーズン中です。

7月上旬、ドイツで恩師シェーファー先生の退官記念サプライズコンサートがありました。私は現地へ伺えずで、先輩方とお花を贈りました。写真は大学院の修了演奏会の後、ミュンヘン音大のロビーにて。先生は当時まだ40代でいらっしゃいました。バロックから近現代まで、幅広いレパートリーを教えていただいた日々を懐かしく思い出しました。

同じく7月、大学の同期が天に召されました。卒業以来会ってなかったとはいえ、彼女とは高校時代から同じコンクールを受けていたこともあり、若かりし日をピアノに打ち込んだ同士の訃報に少なからずショックがありました。その知らせを機に、まるで彼女が引き寄せてくれたかのように同期での連絡網が揃い始め、久しぶりに会おうという話に。突然決まった日程だったので限られた人数ではありましたが、彼女を偲び、近況を報告し合い、次回の同期会の相談をしてきました。卒業して30年近く経つのに「みんな変わらないね〜(←そんなはずない🤣)」と言いながら学生時代に戻れる不思議さ。肩の力を抜いてのひととき、楽しかったです。

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ご案内です。11/4アルヌルフ・フォン・アルニム先生の講座で、ベートーヴェン:ソナタOp.109を演奏担当いたします。秋が深まるなか、ぜひ先生のベートーヴェン後期ソナタ講座をお聞きいただけたらと思います。

11/4(月・祝)13:00〜(12:30開場)加賀町ホール

各回3,000円、通し券7,000円

 

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